海原治の発言 (内閣委員会)

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○海原政府委員 私は、実は公式、非公式ということばで出したのではございませんので、いわばお客として、どうだ、船を見に来ないかということで、招待されて見せてもらったという立場でございます。したがいまして、日本政府として確認したかという御質問でございましたから、その当時も、そういうものではございませんということをお答えしたわけでございます。さらにはほかの例でもございます。たとえば横田におりますところのF105につきましても、当時板付に参りますときは、これは原爆、水爆が搭載できるのだ、持っておるのだ、こういう御質問がございまして、基地にたくさんの人が行っております。その結果、いまだかつて原爆、水爆を積んだことを見たことはございませんということを説明しております。公式、非公式ということは別といたしまして、事実関係としての例として御説明したわけでございますから、その点は、外務省のほうからも何度も御説明ございましたが、日本政府は、入ってくる航空機なり艦船なりの装備について、一つ一つこれを確認するという権限はございません。条約上そういうものはございませんから、したがいまして、そういう意味での日本国政府としてのそういう査察行為的なものはない。これは事実でございます。と同時に、先方にいたしましても、核装備をしておるかどうかということにつきましては、向こうの規定上、ノーコメントということを答えることになっております。ノーコメントということは、装備しておるかどうか言えないということであります。どうも一般にはノーコメントと言いますと、先ほどことばがございましたが、隠しておるような印象が一部にはございますけれども、これは具体的な、特定の船が核兵器を持っているかいないかということについては、現に持っていなくても、ノーコメントとしか言ってはいけないというのが、先方のルールでございます。その点をあわせ御了解願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 105104889X04019660531_077

発言者: 海原治

speaker_id: 4884

日付: 1966-05-31

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会