西宮弘の発言 (農林水産委員会)
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○西宮委員 米をほったらかしていいというようなことはどこにも書いてありません。たとえば基本法をつくった当時のいわゆる「農業の基本問題と基本対策」、その中でも、米をほったらかしていいというようなことは書いてないけれども、これから生産を減らすものとそれから生産を特に引き上げるものと、その二つに分けて、米はその中間だという位置づけをしていることは、だれも御承知のとおりです。しかし、いままでの政府の態度が、米を粗末にしてきた、ほったらかして減ってもいいとは言わないかもしれないけれども、そうであったことは明らかだと思う。いま申し上げた昭和三十六年の農林省年報の中の「基本法制定の背景」として指摘されている点は、明らかにでん粉食糧を押えて、主穀中心の伝統的な農業を改めて、その行き方を改めて、いわゆるたん白なりビタミンなりの生産を重点にしているんだということをいっておるわけです。私は、何も去年そういうふうに政策を転換したということを悪いといって責めているのではない。むしろ、そうであることを私は念願している。だから、その点は、大臣、もう少し歯切れのいい答弁をしてもらってけっこうです。どうですか。私どもは、そういうふうないわゆる統一見解として、食糧の増産あるいは米の増産ということに力を入れるようになったという農林省のいまの態度を大いに歓迎しているわけです。だから、それをもう少しはっきり言っていいのではないか。ただ従来と少しも変わらないんだ、何も変ってないんだということでは、われわれはどうしても理解できないのだが、その点どうですか。