山花秀雄の発言 (予算委員会)
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○山花委員 私は、政治姿勢についてこれより以上追及はいたしませんが、責任政治が民主主義の一つの本質であることだけは十分わきまえていただきたいと思います。
次に、憲法問題についてお尋ねをしたいと思いすまが、ベトナム戦争がアメリカの強硬な態度からいよいよ拡大をされております。さらに拡大する気配がうかがわれておることは御承知のとおりであります。このため、流動的な国際情勢がさらに急激に大きく変化を遂げるだろうといわれております。こうした戦争の緊迫した状況の中で、アメリカの原子力潜水艦が相次いで佐世保に入港し、二十日には原子力航空母艦が多くの護衛艦を連れて入港しております。まるでアメリカの軍港を見ておるようだと新聞記者は述べております。日韓条約の批准書が交換されたとたん、まるで日本がアメリカの軍事基地になったようだと、こういう印象を外国の人々は言ったりしておることは、これはいなめない事実であります。事実日本の各地にアメリカ軍の基地があり、それが一そう質的に強化されております。アメリカ艦隊の佐世保入港は、日韓条約の軍事的側面をはからずも国民に見せたようなものだと国民は信じております。
伝えられる報道によれば、近く横須賀に入港するだろうといわれておりますが、総理はこれを知っておられますか。もし横須賀に来るとするならば、国民の不安をいっそうかり立てるだろうと思うのであります。いたずらな不安だけで必要がないものを、きっぱりこの際断わるのが政局をあずかる総理のとるべき態度と考えますが、総理はこれらの問題についてどういう態度をおとりになるか、この際伺っておきたいと思うのであります。