永井勝次郎の発言 (予算委員会)
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○永井委員 四十一年度予算案は、借金政策に大きく転換して、大型予算を組み、不況を克服することを大きなねらいとして編成され、実行されようとしておるわけであります。この意味において、国民は不況が克服されることはたいへんけっこうなことであるけれども、その副作用としてインフレの危険があるのではないか、インフレになれば、自分たちの生活の土台からインフレの波に押し流されてしまうという心配は依然として強いのであります。また物価の値上がりが連年のようにうなぎのぼりにのぼっており、政府がどのようなことばを費やそうと、物価の値上がりに対する心配は依然として強いのであります。いままでの本会議なり予算委員会における政府の答弁は、これら国民の心配にまともから答弁をしておらないように思います。したがいまして、私は、物価の問題を中心にいたしまして、これからお尋ねをいたしたいと思うわけであります。
本日の新聞によりますと、政府は消費者物価指数を手直ししよう、こういうことが進められておるようであります。消費者物価指数が上がるのは、食料費を過重に認めておるからだ、ウエートを高くとっておるからだ、また、三十五年という基準年度は妥当でないということで、ウエート品目を内容を改め、基準年度を四十年にしようとしておる。これは事実であるかどうか、お尋ねをいたしたいと存じます。