滝井義高の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○滝井委員 ところが、政策を放棄して二千六百二十七億でなくなったものを、どうしてこれを変えて出さないのですか。二千二百億しかないということをここではっきり答弁しているわけですよ。それをどうして変えて出さないのですか。幾ら予算だからいいのだといっても、四百億も狂ったものをそのまま出すのもおかしいじゃないですか。そのまま出していいのですか。そうするとどういうことになるかというと、御存じのとおり、決算というものについては、これは二つの説がある。議案説と報告説と二つある、憲法九十条による決算は。そうすると、決算については、国会は否決をしても何の障害も起こらないのですよ。これはでたらめな決算だといって国会が否決をしたときに、内閣は何か責任をとりますか。何にもないでしょう、否決されても。そうすると、歳入というものが、もはや初めから明らかにでたらめであるのにもかかわらず、それを前の年と同じことを、うそをそのままことしまた書いて出さなければならぬということはおかしいじゃないですか。当然にこれは、大蔵省は説明書には直して出すべきなんです。ところが、それをそのままやっぱり出しておるでしょう。それを会計検査院は黙って見ておるのですか。決算になったときは、この二千六百億はないから二千二百億になってしまうのですよ。ところが、そのときになって二千二百億になった、けしからぬじゃないかと私たちが追及しても、憲法九十条では報告するだけであって、国会がこれを否決しても内閣は何も責任がないのです。そうでしょう、決算は。決算には二つの説があるのですよ。議案説と、それから報告説と二つある。しかし、これは国会の採決だけはやっておるのです。決算委員会と本会議で採決をやっておるが、それは何かはっきりしない。その採決は一体何を意味するのかはっきりしない。そういうものなんですよ。だから、したがって、われわれは決算については非常に無力です。そうすると、ここの予算審議のときの歳入というものについて目を向けざるを得ないわけです。ところが、いまあなた方も、のほほんとして、四百億も歳入欠陥があることは明らかであるにもかかわらず、それをそのままこうした予算の比較表に出してくるというのはおかしいのです。