野原覺の発言 (予算委員会)
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○野原(覺)委員 補正予算が出されまして、機3号が出されたときの政府の提案説明にはこうあったのです。四百五十二億円減収を見込みましたが、これは経営努力ぎりぎりの数字でございます。そこで、その結果、その減収の一部を二月十五日からの値上げによる増収百九十一億で補いたいということでございました。つまり四百五十二億から百九十一億を差し引いた二百六十一億ですか、これが今度の補正予算で、ぜひひとつ国会で審議してもらいたいというのが機第3号を出されたときの政府の提案説明であったのです。そこで私は計算をしてみたのです。増収百九十一億で補いたい。この増収百九十一億とは二月の十五日から三月の三十一日までだ。その日数で割ってみますと一日平均四億二千五百万円ぐらいになる。だから、この種のものは一日平均で計算するのではないかと思いますから、四億三千万円とすることにすれば、これは小さいことのようでございますけれども、衆参両院における運輸委員会の国鉄の審議、それから補正予算の審議等を通じて見ますと、ときに四億円になったり三億円になったり、ときにそれが五十億になったり七十億になったり――石田総裁は、きょうは私は要求はあえていたしませんでしたが、石田総裁のごときは、国鉄は大きな世帯を持っておるのだから、なに五、六十億くらいはいつでもひねり出せますよ、こう言って胸を張って答えるなど、私どもが補正予算を審議するときには、どうしてもこの金を出してもらわなければならぬ、それは二月十五日現在のぎりぎりの要求でございますと言っておきながら、あとから五十億でも六十億でも金がひねり出される、こういったつかみ金的な、ほんとうにつかまえどころのない答弁が国鉄予算の審議ではずっと繰り返されてきておるのです。だから、私は小さいことのようだけれどもお尋ねをした。この七十三億円というのは、計算としては私はもっと金額が多くならなければならぬのではないかと思う。しかし、このことはたいしたことでもございませんから、あえ七追及をいたしません。
そこで、総理にお尋ねいたします。このようにして私どもは機3号を補正予算で通した。ところがこの機3号は二月十五日の運賃値上げができませんでしたから、国鉄の四十年度の計画事業は資金的に実施困難となってくる。いま運輸大臣は七十三億と言ったが、これは七十七、八億、私の計算では。そこでこの八十億に近い資金不足を補うための補正予算が当然提案されなければならぬのです。どういうわけで補正予算(機第4号)を国会にお出しにならぬのか。総理のその所見を承っておきたいと思います。