野原覺の発言 (予算委員会)
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○野原(覺)委員 あえて安井総務長官の御答弁で私がまんしましたけれども、今後は、重大な問題はやはり総理大臣御答弁願いたい。
公務員制度審議がいま問題になっておるわけです。公務員制度審議会は、総務長官が言われたように、これは官公労働者の労働基本権のあり方を審議する審議会。その労働基本権のあり方を審議するためには、使用者である政府と労働者であるいわゆる職員側、これの話し合いというか、つまり相互信頼の念が大事でございまするから、私は三者構成にしたものだと思うのです。三者構成にした理由は、やはり労働者の意見を十分聞いて、そこでこの審議会は基本権のあり方を打ち出していこうというねらいがあったからだろうと思うので、将来は三者構成でないほうがいいんだというようなお話でございまするけれども、いつの将来のことかわかりませんが、現実に労働者というものは存在をする。そして労働者には、労働条件の改善というものが要求として現実に残っておる限り、その要求をどのようにして実現していくかという、経済的な地位の向上、社会的地位の向上、そういうものをどのようにして実現していくかという運動が労働者側には必要になってくる。そういった運動の面の基本的なあり方を審議会で打ち出すためには、どうしてもやはり労働者側の意見を聞かなければならぬというところで、私は公務員制度審議会は三者構成にしたのだ。三者構成にしたのは、ほんとうに相互信頼の念を打ち立てるために私はそのようにしたものだと実は信ずるのであります。
ところが、六月十三日の答申案の議決に当たりましては、職員側の代表全員が参加しておりません。総評側五名、同盟側一名、日本の数百万のこの職員側を代表する人たちがこの答申の議決にあたって参加をしていないのであります。参加をしていない会議で議決がされたのでございますが、このような議決というものは、答申としては私はきわめて不正常なものではないかと思う。総理、いかがですか。