佐藤榮作の発言 (予算委員会)
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○佐藤内閣総理大臣 御承知のように、この審議会は審議会設置以来、審議をたいへん慎重に、またなかなか各方面から意見を述べて審議を続けた、かように私は思っております。
最初なかなか実質的審議に入らなかった、かように言われておりますが、この三者構成の審議会でも実質的審議に入った。かようなことで、私はたいへんこの審議会はうまく運営されつつある、かように思って、その答申に非常な期待をかけていたのであります。これは、たしか七日時分であったかと思います。しかし、その後だんだん審議が進むにつれまして、この三者の対立的な考え方というのがよほど露骨に出てきたように思う。私は、とやかくは申しませんけれども、ただいま労働者側がいないところできまったのだ、かようなお話でございますけれども、しからばこの審議会が成規な手続を踏んでいなかったか、かように申しますと、これは私りっぱに成規の手続を踏んで、そうして会議は行なわれた、かように私は思うのであります。どういう理由で組合代表がその席にいなかったか、こういうことについては、これは私つまびらかにいたしませんけれども、ただ、会議そのものが成規の手続を踏んだものである、そのことだけははっきり申し上げ得るように思うのでありまして、この点ひとつ御了承をいただきたいと思います。