川俣清音の発言 (予算委員会第一分科会)
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○川俣分科員 そこで、事務総長、一つお尋ねしますが、歳出権を持っておる大蔵省の見解、これも政府がみずから提案権を持っておる予算でございます。いま審議しているのは。これに拘束を受けなければならないということになりますと、拘束を受けるような執行をするつもりなのか、従来どおり、国会は最高の機関であるから、この執行は実態に合わせて、実態というよりも、つくられた実態に合わせて運営しようとするのか、この点をお尋ねしたい。
もっと露骨にお聞きいたしますなら、一体、議長以下、議運の決定だといいながら、普通の常識でする時間外勤務を、事務執行上部内で強要しておるわけですね。あるいは、単にそればかりではなくして、事務総長お調べになったと思いますが、国会議員が職務に忠実であるならば、健康を度外視してつとめなければならない。それに対する対策がなければならぬはずだ。御承知のとおり、日韓問題の審議の際などは、医務室への殺到ぶりと申しますか、診療を受ける者があれほど多かったじゃないですか。そんなことは予想して一体予算を組んでいるのかというと、そうじゃないんですよ。組んでおられない。組んでいないままに一体執行しようとするのか。議長の権限では、一定の時間が来れば明日に審議を延ばすということも、これはできないわけじゃなく、やることが常識的な運営だということになる。たとえば、非常事態だということで、災害が起きた場合に、その審議のために時間が延びるというようなことは、これは全く非常事態に処する道であろうと思いますけれども、一日延びるか延びないかによって国民の意見が違うときに、一方の意見にだけ従って予算を執行するということになると、国会の意思というものが一体事務総長や議長によって運営されて——事務の内容ですよ、どっちに合わせて一体執行していくのであるか。たとえば、電灯料をはじめとして、事務職員——事務職員と申しましても、委員部、記録あるいは警務というふうに多般にわたるものであります。そういうような予算の組み方でもないのですね、見ると。必ずしもそうじゃない。どこか強行するというと、こういうすべてのところに非常な影響のあるということは、事務総長十分御承知だと思うのです。ところで、一体どっちを本体にして予算を運営されるか。全く国会というのは特別なところだから、予算は一本で編成してもらいたいということになるのか、それともやはり従来の予算の中でやろうとするのか。従来のような予算でやろうとするならば、ある程度非常事態——私は必ずしも非常事態とは言わない。つくられた事態ですね。みずからつくった事態です。これは、みずからつくるということは予算上は制約を受けるのですね。外部から要請されてできるものではなくて、内部からつくった事態なのですね。ここに問題がある。みずからつくった事態ですから、このみずからつくる権限というものを持っておるのだということで、それで予算を要求されるなら、こんな予算は実行不可能な予算だということになる。あるいは、この予算を一ぺん議決したからには、これに拘束を受けるのだ、みずから議長以下全部が拘束を受けるのだということになると、むちゃな審議はできないということにならざるを得ないのじゃないですか。どっちを一体事務総長はとられるのか、これまたお尋ねしておきます。
これは国会ばかりでない。新聞社をはじめとして、各方面にこれは影響することなのですよ。一体、こういうふうに無責任に影響を与えていいのか。人を拘束していいのか。職員等に対しても拘束ですよ。全く予想しない事態、職員からいけば予想せざる事態だけれども、これはつくられた事態なのです。天災でもない。臨時災害でもない。世の中からつくられた事態であるならば、これは非常事態だと言ってもいいでしょう。みずからつくる事態は非常事態とは言わないのですね。そこで、事務総長、どういう編成のあり方がいいと思いますか。実行の責任者としての事務総長の答弁を承りたい。そうでなければ予算審議はできません。