中川理一郎の発言 (産業公害対策特別委員会)

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○説明員(中川理一郎君) これは運輸省のほうでお答え願ったほうが、専門的で正確なお答えができると思うのでございますが、私の承知している限りにおきましては、御承知のように、自動車の排気ガスの中で一番問題がございますのが一酸化炭素でございます。しかも、これは燃料が完全な燃焼をしないという結果出るわけでございまして、完全燃焼をさせるようにエンジンを考えていくのが一番適当なわけでございますけれども、車の設計をいたします場合には、普通のスピードで正常に走るという状態でなるべく一酸化炭素が出ないように、完全燃焼するようにという設計をいたすわけでございますけれども、かなりのスピードで走っていたものを減速する場合、それから停止していた場合から今度増速をしていく場合、それからエンジンを動かしながら車をとめているというアイドルの時間、このときに実は、車の生命とするエンジンからいたしますと、一番望ましい形でエンジンが働いておらぬわけでございますので、その場合にどうしても燃焼度が低下する。不完全燃焼が起こりやすい。かようなことでございますので、私の聞いているお話では、正常なスピードで走っているときと、いまの、私が申しましたような減速したり増速したり、もしくはアイドリングの状況というものと比較いたしますと、大体半分くらい正常な速力で走っているときのほうが一酸化炭素の出る量が少なくなる、かように聞いております。したがいまして、この排出量を計測いたしますときに、どのような試験方法でとるかという基準が一つ問題になるわけでございます。比較的日本の道路事情に合った、一定の距離を走るとゴーストップにひっかかる、それから多少混雑しているところでは渋滞する、そういう平均的な状態を念頭に置いた測定基準によって三%というものを押えていく、かようなことになるように聞いております。
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発言情報

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発言者: 中川理一郎

speaker_id: 23479

日付: 1966-04-22

院: 参議院

会議名: 産業公害対策特別委員会