宮田康久の発言 (産業公害対策特別委員会)

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○説明員(宮田康久君) ただいまお話しのように、アフターバーナーでございますとか、触媒を使いました装置でございますとか、によって排気ガスを処理する装置も、私どもも通産省とともにいろいろ技術開発を進めてまいっておりますが、日本の製品といたしましては、せいぜい五千キロか六千キロ程度の寿命のものしか、まだできておりません。また、価格も相当高いのでございます。一方、アメリカにおきましては、この問題は長い間やっておりまして、カリフォルニア州の御承知のようなロサンゼルスの問題がございまして、カリフォルニア州では型式認定をしております。中古車につけます装置を一型式実は型式認定をしております。その条件が、一万二千マイルは寿命が持つ、そういう条件で指定をしております。ところが、一万二千マイルですと、実際使用者の手に渡りまして非常に期間が短いわけでございまして、今回、五万マイルの寿命を保証しろということにカリフォルニア州でもきめました。さらに、全米に対しましてアメリカが来年の秋から御承知のようにいま規制をしようとしておりますけれども、それもやはり五万マイルの寿命の保証、五十ドル以下の価格の装置というような条件をつけておりまして、その条件に当てはまりますような装置がまだできておりませんので、現在では、先般も御説明いたしましたように、いま問題は、中古車についてはそういうことで、カリフォルニア州においても、中古車につきましての型式認定をされております型式が二型式以上できましたときに初めて強制をするという制度になっておりまして、まだ強制しておりません。したがいまして、話が前後いたしまして恐縮でございますが、アメリカ全国の規制を来年の秋からいたしますのも、も新車についての規制をいたすわけでございまして、そのかわり、五万マイルの保証をしろということでございます。そこで、アメリカの自動車メーカーはエンジン本体の設計変更等をいたしまして、もとからきれいなガスを出すような方向へいきまして技術開発を済ませ、いま、来年から出す準備をしておるわけであります。すでに製品もできておりまして、日本にも輸入いたしまして、いまテストをいたしております。
 一方、東京都の実情を調べてみましても、車齢が二年未満の車が六〇%をこえておりまして、大都市におきましては新車が占めております割合が非常に多く、中古車は地方へ移動していきますので、私どもは、いま申しましたようないろいろな条件から考えまして、中古車対策もちろん大切下ございますので、それも進めておりますけれども、やはりおそいようで、新車からきれいなガスを出すような装置にさせるということが一番大別なことではないかと思いまして、さしあたり、新車に対しての規制をいま定めまして進めようとしておるわけでございます。

発言情報

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発言者: 宮田康久

speaker_id: 30099

日付: 1966-04-22

院: 参議院

会議名: 産業公害対策特別委員会