上林山榮吉の発言 (内閣委員会)
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○上林山国務大臣 できるだけ詳しくということでございますけれども、要点だけにとどめさせていただきますが、ベトナムの情勢の見通しにつきましては、結論として申し上げますと、軍事的な問題は大体予定どおり成果をあげていると思う、しかしながら、建設面あるいは民生安定、農村の問題、こういうような問題についてはまだまだ予定どおりいっていないし、今後も相当に困難が伴うであろうというようなものが結論的な考え方でございます。もちろん軍事作戦等についてもそれぞれ話がございましたが、こういう問題は、両国の関係を考えて、私は遠慮させていただきたいと思います。
第二の、中共の核爆発の、あるいは開発の問題については、一九六九年、このころにやっと——粗雑なということばを使ったようでございますが、粗雑な核兵器ができるであろう、あるいはそれから六年ないし八年たって、わずかばかり中距離弾道弾のミサイルができるかもしれない、あるいは大陸間の弾道弾は、これは十年以上かかるであろうというような考え方が向こうの考え方のようでございまして、これは向こうの他の人々の意見を聞きましても、大体一致しておるようでございます。
中ソの問題については、これは当分こういう状態が続くであろうと思うけれども、これが何年まで続くというようなことはとうてい判断のできない問題である、こういう考え方が向こうの最終的な——その過程においては多少の意見もございますけれども、最終的な結論であった、こういうように考えておるところでございます。