藤山愛一郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(藤山愛一郎君) 私に対する御質問は二つあると思います。
 一つは、物価対策上、根本的に管理価格と通貨の増発抑制に対してメスを入れなければいかぬが、それはどう思うかという御質問だと思います。公正な競争によりまして妥当な価格を形成していくということが、自由主義経済の中で非常に重要でございまして、その意味において、管理価格の問題は十分われわれも留意をいたしまして、そしてこれの改善をはかってまいらなければなりませんけれども、今日管理価格の実態を調べてみますと、多くは中小企業もしくは流通業関係の管理価格が多いのでございまして、それらに対しましては、やはり行政的に十分捕捉いたしていきまする方策を講じながら、これらの管理価格の解除ということをはかってまいりませんと、中小企業いじめに相なるのでございますから、そういう観点に立って、これは進めてまいらなければならぬと思います。
 通貨の増発抑制は、むろん物価の根本問題に相なってくるわけでございまして、その点、私どもも十分に留意してやっていかなければならぬということは、もちろんでございます。
 次に、第二の御質問は、消費者米価について、おまえの発言についてはっきりどういう意味か言えと、こういうことでございますが、私は、物価を今日担当しております立場に立ちまして、できるだけ消費者の米価を上げたくないという立場をとりますことは当然だと思います。しかし、私も企画庁の、経済担当の閣僚でございますから、わが国の財政事情その他を全然無視してこれを扱うわけにもまいりません。したがって、今後、大蔵大臣その他と十分協議した上、これをきめてまいるわけでございまして、立場といたしましては、できるだけ上げたくないという立場を今日とっておるのでございます。(拍手)

発言情報

speech_id: 105205254X00419660714_009

発言者: 藤山愛一郎

speaker_id: 10389

日付: 1966-07-14

院: 衆議院

会議名: 本会議