有田喜一の発言 (予算委員会)

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○有田国務大臣 先ほど両参考人が説明しましたように、大学でやっておる宇宙航空研究所はあくまでも科学衛星ということを目標に研究を重ねておる。わが科学技術庁におきましては、先ほども言われますように、実用実験ということを目標に人工衛星のことを考えております。もちろん大学の研究の上に乗ってこの科学技術庁の実用実験というものが進むのでございますが、しかし、やはり並行的にいかないと、大学の研究が済んだ上に乗っかるといいながらも、それまでじっと待っておっては実用衛星のほうがおくれますので、そこでいまから種子島に射場の位置をきめまして、そしていま建設途上にありますが、その内容につきましては、両者の関係を一そう密にしなければならぬ、しかも、多額の経費がかかりますから、少しでもむだを省かなければならぬというので、高木教授に科学技術庁の宇宙開発推進本部長をお願いしまして、高木教授が東大の研究所長という立場とそれから科学技術庁の推進本部長という立場の二つを兼任されまして、そして両者を密にしながら研究を進めつつあるということでございます。なお、私も文部大臣と科学技術庁長官を兼任しておりまして、大所高所からの両者の調節は私も微力ながらいろいろと指導もいたします。技術田のことは高木教授に一任すると言ってはどうかと思いますが、ほとんどまかせ、そして両方の研究が両々相まって共存共栄でこの宇宙開発を大いに推進するように、かように考えていま推し進めておるところでございます。

発言情報

speech_id: 105205261X00319661020_015

発言者: 有田喜一

speaker_id: 12012

日付: 1966-10-20

院: 衆議院

会議名: 予算委員会