野原覺の発言 (予算委員会)

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○野原(覺)委員 私は、午前の万国博覧会についての質問について、若干の実は残った件がございましたから、まずその問題をお尋ねしたいと思います。それが済みましたならば、当面の政局に対する二、三の国務大臣の御所見を承りたいと思う。佐藤総理の御所見は先ほど来私ども承ったのでありますが、その他の国務大臣の皆さん方のお考えもお聞かせいただきたいのであります。それが終わりましたら、補正予算及び四十二年度の予算編成、それから景気の上昇とか物価安定とか、たいへんな御宣伝だけはされておられますが、一向にどうも私ども感服できるような政治の実績に直面しておりませんから、これは私が不敏にしてそのことをつかんでいないのであろうと思いますから、お教えを願いたいと思うのです。佐藤内閣は、一体経済、政治、外交はどういう方向へ進むのか、進んでおるのか。出されてきておるものは、外国に行って大臣が遊んでおるとか、あるいは保釈中の罪人が自衛隊機で防衛庁長官に同行して、いまや、制服のある幹部の話でございますが、われわれは憤慨にたえない、といったようなことばかりでございますから、実態はそうでないでございましょうから、これはひとつ総理大臣がいなくても、次の総裁を目ざしておられる藤山さん、それから同じくそのライバルといわれる福田大蔵大臣、ここにいらっしゃるわけでございますから、相当な経綸をひとつ私どもにお示し願いたいのであります。
 そこで、まず第一に、万国博覧会についての関連としてここではっきりしておきたいことは、先ほど申し上げましたように、大阪という町は、これは人口五百万の大阪商人によってつくられてきた町なのです。私は大阪が選挙区だから申すのではありませんが、東京は日本の首府、あれは大阪商人の実力によってあそこまで築き上げてきた町、それだけに不備なところもたくさんあるのです。しかも日本の商工業都市でございますから、そこで万国博覧会が行なわれるということになりますと、道路の問題、下水の問題、あるいは上水の問題、電気その他あらゆる面において関連した相当の公共事業費というものが計上されて、そういう事業が完遂されないことには、これは私はどうしてもできないと思う。この点私どもは非常に心配しておる。これは私だけじゃない、与党の諸君も含めてこのことは問題にしておるのであります。
 そこで、担当大臣の三木さんにお聞きしたいことは、この関連公共事業の範囲というものは、瀬戸内海の夢のかけ橋は含まないということでございましたが、いつきめるのか、そしてその総額はいつきめるのか、それをきめるにあたっては、少なくとも近畿整備圏、大阪府を含めて兵庫、京都あるいは奈良、和歌山、滋賀、福井、こういった近畿整備圏なり関西の財界その他の有識者の皆さん方の御意見をも私はしんしゃくしてきめられるべきであると思うが、一体その用意があるのかないのか、問題はいつ範囲を、総額をきめるのか、明確にひとつ示していただきたい。

発言情報

speech_id: 105205261X00319661020_241

発言者: 野原覺

speaker_id: 16407

日付: 1966-10-20

院: 衆議院

会議名: 予算委員会