野原覺の発言 (予算委員会)
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○野原(覺)委員 そういうことでございますから、私もあえて中身には触れたくありませんけれども、実は、自民党の某君と申しておきます。これは個人の名誉に関するから名前は申し上げません。参議院においてわが党の山本君が中村運輸大臣に、実は零細企業者のタクシーの問題を取り上げて質問をしたのです。そしたら中村運輸大臣は、まことに気の毒だ、佐藤内閣は中小企業育成の方針をとりますから、かりに増車があった場合には、優先的に小さいところに重点を置きます、大きいところ、三百台も五百台もある大企業は少なくして、中小企業に重点を置くということを言ったのです。私はその方針を聞きましたから、時の官房長官、いまの建設大臣橋本さんに直接面会をして、間違いないかと言ったら、間違いない。中村運輸大臣はわざわざ私に面会を求めて、野原さん、この約束は絶対守る、佐藤内閣は零細業者の立場を保護するんだ、こう言っておったのです。ところが、自民党の某君が大阪の数百台の業者の集会に数日前に行って、中村が何と言おうと、おれがおる限りそんなことはさせないと、胸をたたいて演説をしたために、大阪の業界では非常な波紋を描いておるのだ。だからして、きのう私に電話があった。この点は、佐藤内閣にただしてもらいたい、われわれ零細業者としてはがまんができない、そういう言動を自民党の代議士にやらしておくことは承知できない、こういうわけで、私はあえて質問をしたわけです。そのことの問題等もたくさん実はあるわけですけれども、これ以上は申し上げません。しかし、運輸大臣が前大臣の約束を履行するということでございますから、この点を実は期待いたしまして、質問は山ほどあるのにかかわらず残念ながら終わります。