二宮文造の発言 (決算委員会)

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○二宮文造君 本日は大蔵省所管の案件につきまして決算委員会で審査を始めるわけでございますが、その前に、いま非常に問題になっております田中彰治代議士の逮捕事件につきまして、私どもとして一言ここで触れておかなければならないような時点にあると思うわけでございます。同僚委員の方の御了解もいただきまして、その件に触れさせていただきたいと思うわけですが、なぜかと申しますと、虎の門の公園あと地の払い下げにからみまして、関係者であるところの小佐野賢治氏に対して、参議院決算委員会における会議録を示して、それはすなわち、伝えられるところによりますと、昨年の五月七日付の私の質疑の部分であると承知しておりますが、それを示して、参議院決算委員会でも問題になっておる、衆議院でも取り上げるぞと、そういうふうなことばを弄して、いわゆる事件を構成してしまったということが伝えられております。こういうことは国会の権威を失墜するものであり、あるいは決算委員会の今後のあり方というものについても何らかの形で制肘を加えるような事態も出てまいるかもわかりません。そこで私どもはこの問題を取り上げて検討をしなければならないと思うのですが、そういう意味で、現在検察当局で捜査の段階になっております、また一部起訴になっておるようでございますが、その事件の概要を関係者のほうからお伺いしたいと思います。
 なお、この際特に法務省の方にお願いをしておきたいことは、本日は大臣も政務次官も欠席でございます。私のほうの出席要求に対しまして明確な理由を承らないまま本委員会を欠席をされたということは、非常に残念に思います。また、問題が問題なだけに、今後このような事態が二度と繰り返されないように、私としても質疑のやり方がやりにくくてしようがないわけでありますし、また国民としてもいま一番大事な問題になっておる、こういう事件に対して法務省のほうから御説明があいまいになるということは、非常に残念だと思います。この点は冒頭に苦言を付しまして、関係者のほうから概要の御説明をいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 105214103X00319660901_006

発言者: 二宮文造

speaker_id: 13834

日付: 1966-09-01

院: 参議院

会議名: 決算委員会