二宮文造の発言 (決算委員会)
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○二宮文造君 非常に当たりさわりのない御答弁でございますが、そういう背景に行なわれたものでないということでございますけれども、日本電建が三十六年八月二十二日から三十八年四月一日まで一この間を所有しているわけです。そうしてこの間に公団としては用地買収の交渉をしているわけです。そうして、日本電建からすんなり日本住宅公団に売られたものなら、またそこに問題も若干、私どもが憶測する段階ではないと思いますが、三十八年の四月の一日に東洋棉花、五月の一日に興亜建設、十五日にはまた東洋棉花に返って、興亜建設に行って、十七日住宅公団——なぜこのように、登記料だけでも私はたいへんだと思う。登録料だけでも私はたいへんだと思う。なぜこういうことを、前もって下交渉があって買う買わないの裁断を下す段階になっている物件に対して、なぜこのようにくるくる回さなければならないかという問題が出てくるわけです。私はこのことについても、おそらく、大橋事件が問題になっておりますから、賢明な検察当局においては事実を探知されており、これもまた大橋事件ないしは田中事件の公判の段階で明らかになってまいると思いますが、あえて深追いはいたしませんが、さらに私は会議録の問題についてお伺いを進めていきたい。
約束の時間がございませんので、二件一緒に申し上げたいのですが、やはりこれも政治家のモラルということになってまいりますが、自民党の中野四郎氏が戦後二十年にわたって陸軍経理学校のあと地を占有されてきた、しかもその名義は、かつては財団法人同胞援護会東京都支部牛込支会という名前を使い、また最近に至っては社会福祉法人同胞援護会東京都支部牛込支会という名前を使っておりますが、これは全然ない、同胞援護会にも関係がない、同胞援護会が迷惑している、こう言っております。政治家が国有財産の占有にあたりまして、こういう架空な名義を使って、そうして大蔵省の普通財産であるところのこのあと地を占有してきたこと、しかも伺ったところによりますると、国はまだ返還を受けていない。昨年問題にしてもうすでに一年になりますのに、なぜこういう問題の返還を受けないか、なぜ早く問題の処理をしないか。またこの場合、そういう何か名称の詐称ですね、財団法人同胞援護会、社会福祉法人同胞援護会のまぎらわしい名称を詐称してきたということは、一体、どういうふうにこれは取り扱うべき問題であるか、大蔵省として。法務省のほうは聞いておいていただくだけでけっこうです。
さらにもう一件、同じような問題でありますが、碑文谷のやはり国有財産の払い下げにつきまして、これは参議院の自民党の山下春江氏が理事長をしております日本ベル福祉協会、これが現在これを管理しておりますが、この件につきましても、私は九千余万円の違約金を請求しておりまして、訴訟に持ち込んでおりますが、しかし、これも調べてみますと、国が相手にするのは単に楽石社に過ぎない。ところが、現に国有財産ないしはその上に建てられた建物を管理しておりますのは、日本ベル福祉協会であり、丸紅飯田である。そういうところには国の訴追は及ばないという大蔵大臣の答弁でございますが、しかし、これは昨年の国有財産に関する小委員会の問題のときに、社会党の瀬谷英行氏の質問に対しまして、大蔵省の関係であるところの一課長の方は、楽石社と日本ベル福祉協会との間に、これは転売にさせないために、大蔵省に日本ベル福祉協会が責任をもって交渉する、こういうやりとりが楽石社との間にあった。ついせんだってまでは大蔵省の答弁は、日本ベル福祉協会なり丸紅飯田は善意の第三者である、善意の第三者にはその訴追は及ばない、こういう言い方でありますが、楽石社と日本ベル福祉協会との間にはそのやりとりがあって、日本べル福祉協会は転売してはならないと契約書に載っているのを転売を受けた、情を知って受けたということがここではっきりしてまいります。ならば、今回の国の訴訟提起にしましても、その訴訟損害違約金の請求額を保全するためにやはり日本ベル福祉協会ないしは丸紅飯田のその財産に対しても手を伸ばすべきであると私どもは思うわけです。これを再三大蔵省当局に迫ったわけですが、善意の第三者ということでのがれられております。こういう事実が明らかになってまいりました場合、大蔵省としてはどう措置されるか。特にこれは同僚の参議院に籍を置かれております山下春江氏、非常に私は憶測をされると迷惑されると思うのです。その点について、この二件について大蔵大臣の答弁をお伺いしたい。