柴田淑次の発言 (災害対策特別委員会)
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○説明員(柴田淑次君) せんだっての六月、七月にかけての集中豪雨につきまして七月の六日の本委員会におきまして、台風四号について御報告申し上げましたので、その後の集中豪雨について本日は御報告させていただきたいと思います。
台風四号が去ったあと、六月の三十日から七月の一日にかけまして、福岡県とそれから山口県にかけまして集中豪雨がございました。この状態は、お手元にプリントで資料を差し上げておりますが、気象状況としましては、原因は梅雨前線でございまして、台風四号によって雨を降らせた梅雨前線が一時南下しておりましたが、それが再び北上いたしまして本州にひっかかったわけでございます。その上に低気圧が山陰沖にできまして、その低気圧の刺激も手伝いまして豪雨になったわけでございます。なお、小さい低気圧が済州島付近に発生いたしまして、それが東進いたしましたというような副作用もございます。
こういうような梅雨前線の活動によりまして、低気圧を伴った活動によりまして、西日本、主として福岡県から東の山口県及び四国の東部地方に大雨が降ったわけでございます。下関では大体二百五十二ミリ、四国の剣山では二百二十九ミリ、日和佐では二百三十九ミリというような集中豪雨が降っております。これに対しまして、気象庁は福岡県、山口県、愛媛県に対しまして警報を発表いたして警戒をさせております。
それから七月の八日でございますが、七月の八日には鹿児島県で大雨が降ったのでございまして、その資料も引き続いてお手元の資料の中に入っております。このときの原因はやはり梅雨前線でございまして、七月の初めに本州にひっかかっていた梅雨前線が、一たん南下いたしましてまた北上してきたわけでございます。その上に山陰沖に低気圧がございまして、その低気圧が梅雨前線を刺激したということで大雨が降ったわけでございます。雨量は、そこのお手元の資料に書いてございますが、お手元に差し上げている資料では、七月の九日の午前九時までの雨量ということになっておりますが、その後総雨量を計算いたしますともう少しふえまして、これは鹿児島県の吉ケ別府というところがございますが、ここで七百三十五ミリ降っております。それからこれはやはり鹿児島県の湯之野というところで六百九十八ミリ降っております。これはちょっとその数字が資料と違いますが、大体それくらいの雨が降っております。これに対しまして、気象庁は鹿児島県に対しまして警報を発表いたしまして警戒をさせております。
それから次には中部地方の北部、主として能登半島でございますが、に豪雨がございました。それは七月の十二日でございます。その原因もやはり梅雨前線でございまして、梅雨前線が房総半島から山陰にかけて本州にひっかかっておりまして、能登で大体二百ミリ程度の雨が降っております。輪島で二百三十四ミリということになっております。これに対しまして、石川県には警報を出しまして警戒をさせております。
最後に、先ほどの新潟あるいは山形の豪雨でございますが、これは原因はやはり梅雨前線でございますが、その梅雨前線の上にやはり低気圧が重なりまして、低気圧の刺激で梅雨前線の活動が活発化したというようなのが気象状況でございます。これによりまして、お手元にも資料がございますが、主として新潟県の北部とそれから山形県に集中豪雨が降っております。その値で一番大きなのは鳥海山で七百二十三ミリという値でございまして、新潟の二王子岳でございますが、ここで五百四十三ミリというような降水量を観測しております。これに対しまして警報は、秋田、山形、新潟にそれぞれ警報を出しまして警戒をさせております。そういうような状況でございまして、これが大ざっぱな概況でございます。なお詳しくは、お手元の資料に書いてございますので、それをごらんくださいますようにお願いをいたします。
気象庁の説明はこれで終らしていただきます。