島田豊の発言 (内閣委員会)

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○説明員(島田豊君) 中共の核実験につきましては、先生御指摘のように、一昨年の十月に第一回の核実験がございました。昨年の五月に第二回、本年の五月に第三回、今回は第四回目でございます。第一回、第二回につきましては原爆の実験である。第一回につきましては爆発の威力はおよそ二十キロ、第二回目の核爆発の威力はそれよりも若干大きいということが報道されておりますし、第三回目の核実験は熱核材料を含む核爆発ということが言われておりまして、これは水爆の予備的あるいは初歩的な実験ではなかったというふうに言われておるわけでございまして、その爆発の、ないし実験の詳細についてはいまだわれわれもよくわかりませんが、今回核弾頭装着のミサイルを発射したということは、そういう従来のテンポからしまして、かなり早いという感じを持っておりますが、しかしながら、今回の実験の射程距離あるいはその威力なりというものにつきましての詳細な資料はございませんので、ここで的確な判断を加えるということは、まだむずかしい時期にあると思います。先ほど御指摘の、十年ぐらいはかかるであろうということにつきましては、それは米国のいままでの言明したところによりますと、いわゆる大陸間弾道弾、ICBMが少なくとも十年ぐらいかかるであろうということを言っておったわけでありまして、中距離弾道弾の開発はおそらくそれ以前に行なわれるでありましょうし、今回のミサイルでございますけれども、このミサイルがどの程度のものであるかということについては、いまだにわれわれとしても推定を下す材料がございませんので、そのテンポが著しく早いかおそいかということにつきまして、いまここで確たる判断、断定を下す段階ではないというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 105214889X00419661028_013

発言者: 島田豊

speaker_id: 20305

日付: 1966-10-28

院: 参議院

会議名: 内閣委員会