北村暢の発言 (内閣委員会)

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○北村暢君 もう一点だけ。いまの防衛庁長官の答弁によると、三次防との関連において空と海の云々というようなことを、ばく然とこう言っておりますが、中国の核装備、特に運搬手段が開発されたということによって従来の核爆発実験の段階から兵器として使用する段階に来つつある、それが予測したよりも非常に早い段階に今日来ているということは、これはこの実験によって証明されているのだろうと思います。その点、私は、きのうまでのアメリカとの情報交換における認識と、今日きょうの認識とではだいぶ違ってこなければならないのじゃないか、こういうことなんですよ。われわれは、核兵器について、外交的手段によって核拡散防止からさらに発展して核実験禁止まで持っていくというのが私どもの願いであるけれども、現実の問題として防衛庁では、従来からの答弁によれば、この中国の誘導ミサイル、大陸間弾道弾、あるいは中距離弾道弾などというものを想定して三次防というものができているのでしょう。したがって、その三次防というものについて防衛庁の意見は大体一致したというのであるが、その情勢判断は従来の情報によるものであって、きょう今日このような中国の実験が成功したという報道について、これは当然防衛庁としてこの情勢下において情勢を検討するというのが、これは防衛庁としてはあたりまえのことではないかと私は思うのです。ですから、したがって、防衛庁長官として一体こういう問題について感覚が——感覚の問題なんですよ。私はそういう意味でお伺いしている。三次防は三次防なりでこのままでいいというような意見のようであり、変更する必要はないというような意見でありますけれども、そういうふうに単純に受け取っていいのかどうかということをお伺いしているのです。

発言情報

speech_id: 105214889X00419661028_021

発言者: 北村暢

speaker_id: 20666

日付: 1966-10-28

院: 参議院

会議名: 内閣委員会