伊藤顕道の発言 (内閣委員会)

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○伊藤顕道君 そういう答弁ではとうてい推察できないわけですが、そこでなおお伺いいたしますが、陸海空三軍の権をあずかっている防衛庁長官として、いま御指摘申し上げたように、ともかく大音楽部隊を動員したり、最高幹部を含む幹部を率いたりして、選挙区をパレードをし、この点を追及されると、昨日衆議院内閣委員会でも、いまも御答弁があったように、特に空港に着かれたときにも、記者団の会見では、そうたいしたあやまちあった行動とは考えられない、そんな大きなあやまちではなかったというようにお答えになっているわけです。こういう考え方ですね、自衛隊を私したも同然ですが、なおかつしかも、これはたいした間違いではなかったというふうなこの考え方、これをせんじ詰めると、将来やはり自衛隊を政権の道具に使うところのいわゆるクーデター、こういうものの危険をはらむ問題である、こういうふうに考えるわけです。ただ誤解のないように、ここで私が上林山長官が、将来クーデターを起こすであろう、こういうことを言っておるのでありませんから、そういう誤解のないように、ただこの考え方を押していくと、自衛隊を自由にできるその立場の長官が、これをいつも私しようとして、この程度まではよかろう、この程度まではよかろうというので、だんだんこれが長じて自信を得て、最終的にはいわゆる政治のための道具に使う、こういうことが理論的に考えられるわけですね、この点については、こういう考え方はあなたはどういうふうに受けとめられますか、それを長官の考えとしてお答えいただきたい。

発言情報

speech_id: 105214889X00419661028_025

発言者: 伊藤顕道

speaker_id: 16352

日付: 1966-10-28

院: 参議院

会議名: 内閣委員会