増田甲子七の発言 (内閣委員会)

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○増田国務大臣 国防白書というのは、実は私の知っている限りにおきましては、総理から御指示があったのが、正直に申しまして、ことし初めてであったと思います。でございまするから、われわれはいま研究中でございまして、ぜひ諸外国の国防の状況、日本の国防の状況等を平易に、わかりやすく訴えまして、そうして国民のコンセンサスを得たい、こう考えておるということを言い出したのは、たしか四月ごろからでございます。いままでできなかったというのは、どうも年来の懸案のように受田さんはおっしゃいますが、年来のそういうような御要望を受田さんはお持ちかもしれませんが、私が聞いたのは、寡聞にしてこの四月が初めてでございまして、どんな態様でやっていいかということも、まだ出すとも出さぬとも言っていないのでございまして、どんな態様でやっていいかということも目下部局をして研究せしめておる段階でございます。今日までまだ出ていないのはどういうわけかということをおっしゃいますけれども、どういうふうに出したらいいか、出さないほうがいいか、出すとすればどんなものがいいかということも、あわせて研究中でございまして、もうすでに国防白書を出すことが既定方針であって、年来の懸案であれば、そうして出さないという場合には受田さんからおしかりを受けてもいいのですが、まだ四月に聞いたばかりでございまして、しかも防衛庁長官、これから研究しよう、出していいものか、悪いものかも、私はまだ頭の中に、総理大臣の御示唆があった——御示唆というものは、まだ私は指令というようには考えておりません。御示唆があったということをしばしばこの委員会においても、他の委員会あるいは本会議等においても申し上げておりまするが、出したがいいか、出さぬがいいか——しかし、御示唆があったのですから、出す方向で、しかも民衆にPRをして、民衆の御支持、御理解、御協力を得たいという方向において効果のあるものを出したい。でございまするから、受田さん、どうかかすに時日をもってしていただきたい。今日まで出さぬのはどういうわけかといいますけれども、まだ二カ月ばかりですから、そう怠慢とは私ども考えていないのでございます。

発言情報

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発言者: 増田甲子七

speaker_id: 27992

日付: 1967-07-05

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会