長谷川正三の発言 (予算委員会)

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○長谷川(正)委員 ただいま大臣のお答えでは、全国一律最賃制も一つの考え方である、その他の考え方もある。これを伺いますと、非常に並列的、同価値的にお述べになっているように承りました。しかし、その実施に若干の段階を踏むということは必要かもしれませんけれども、最終的に、私は全国一律の最賃制が正しいし、そうでなければ意味がない。また、日本の実情からいっても、一日も早くそこに到達すべきだ、こう考えて御質問をしたのでありますけれども、いまのお答えは、何か問題をただ三つ並べただけの御答弁で、非常に積極的な御態度が見られなかったように思います。再度その点をただしたいのでありますけれども、今日、産業経済の近代的な発展に伴いまして、国民生活の格差を是正し、安定させるという意味からいたしましても、このことは必要であると思うのであります。経済の二軍構造や賃金の二布構造を維持固定して低賃金層を残存させることによって、資本の一時的な利益を守ろうというお考えも根強く残っているように存ぜられるのでありますけれども、大きい目から見ますと、結局これは、いま中小企業や農業の生産性の問題が問題になっておりますように、生産性の向上を阻害し、結局は物価の安定を妨げまして、産業経済や物価の安定を妨げる、停滞させる、こういうことになると思うのでありまして、そういう意味で、適正な全国一律最賃制を一刻も早く実現をする必要があると思うのですが、その点について再度、もう少し突っ込んだ大臣の所見を伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 105505261X01019670403_004

発言者: 長谷川正三

speaker_id: 28674

日付: 1967-04-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会