西村英一の発言 (建設委員会)
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○国務大臣(西村英一君) 私が一番おそれることも、強化されたのだ強化されたのだというようなことが、今回のやはり一番改正について注意しなければならぬ観点だと思う。もちろん公共事業をやる場合に、なるべくひとつスムーズにやりたいために手続等を早くしたということが、強化されたということならそれでいいのですが、何でもかんでも私権を侵して何でも取り上げるのだというような思想を持ってやることは、私も好まないのでございます。しかしまた、いままで行なわれた例を見ましても、やはり同じ公共用地でも、役所によってずいぶん価格が違って、それはやはりいまの法でいけば何とはなしに引き延ばされるようなことでスムーズにいかない。仕事をやる者は背に腹はかえられないというようなこともあります。しかし、今度は事業認定時というものでその価格をきめるのだから、もうきちっとしてくるわけでございまするから、やはりその点は開発利益を含まない、それをやはり適当に配分するという意味で、その所有者開発利益を全部取るというわけにはいかぬという、そういう思想を持っておることは確かでございます。したがって、その他のものはどうだということについては、他の法律によって対処したいのでございまするが、あくまでもこの運用につきましては、いま松永さんのおっしゃいましたような、私は心配がないよう十分留意する方法としていろいろ考えております。こまかいことになりますれば、これはやはり各公共用地の担当者に向かって、法の改正の意図しておるところをこまかく説明をしまして、やはり土地所有者につきましても十分な納得でやっていくように、あくまでも申請できるのだ、何でもかんでもこれでもって強化して取り上げるという思想は持たせない、十分運用につきまして留意をしていきたいと、かように考えております。