藤田藤太郎の発言 (社会労働委員会)
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○藤田藤太郎君 事業は独算制だと、資金は予算上資金上云々という国会の承認と、こういうこと。それじゃ国会が開かれて結論が出るまで労使間の団交が結論が出なかったかということじゃない。それは政府がかわって自分の納得のいく形で結論をつけている、労使関係の賃金、労働条件をきめていくという今日までの慣例です。そうでなければどうにもならない面がある。予算上資金上の処置については国会の承認を求めてやる、これはあなたがおっしゃるとおりです。しかし、おっしゃるとおりだけれども、予算上資金上国会の承認なくてはできないということだけで、それじゃその実際の経営に当たっている方々はそれまで知らぬ顔をしていたらよろしい、政府がきめるまで知らぬ顔をしていたらよろしいというのが労使関係でしょうか、そうじゃないと私は思う。三公社五現業の皆さん方は、これだけのものは必要だから、これだけのものは政府に承認してくれという労働者側の要求があったら、それが妥当か妥当でないか、出す事業としての能力があるのかどうかということは、要求にこたえて、実質上やれる回答について政府との間に努力を――いまの三公社五現業の関係ですから、政府との関係がありますが、事前に努力をされて、最大級自主交渉で解決をするというところに努力するのがあたりまえです。ただ予算上資金上ということだけで何カ月たったってゼロ回答。あまりに不合理じゃないか。これは労働省や給与担当大臣の一切責任だ。あわせて佐藤内閣の、人を使って人権を尊重しないこのものの考え方がこういうところにあらわれていると私は思う。だから、そういうことはもう何回も議論して、ここでみんな知り尽くしている問題なんだから、労働省はできるだけの当事者能力を発揮するように努力するというならば、それをやはり大いに努力してもらわなければどうにもならぬと思う。これは大臣にあとから言いますけれども。
それじゃ、ひとつ国鉄、電電、専売というぐあいに、順次関係の局長さんや理事の皆さん方がおいでになっているのですから、ひとつ皆さん方の意見を聞きたい。いままでも当事者能力がいかにあるべきか、いかに労使関係の条件はきめていくべきかという議論が大いにされました。その中で、ことしも三カ月たっても何の回答もしない。しびれをきらして調停に入った。それじゃ、調停で解決するのかどうか。君たちの三権の中の行動権は取り上げるということは法律できめているだけで何にもやらない。わしらがかってにきめてやるからそれに従えと言わんばかりのことを、皆さん方は、どうも政府を含めて、労働大臣にそういうことを言っている。私はそんな労使関係というものはないと、こう思うのです。しかし、当局の皆さん方はどういうお考えをお持ちになっているか、ひとつ聞きたい。