山中義一の発言 (内閣委員会)
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○政府委員(山中義一君) ただいま先生のお話の南海区水産研究所は最も好適な位置にあるということでごごいますが、私どもといたしましても、南海区水産研究所の名前を変えまして、今度、いままで南海区水産研究所が担当いたしておりました沿岸漁業等の部分、沿岸漁業、沖合い漁業等の部分というものは、これは依然として研究することになっております、南西海区の水産研究所といたしまして。いままでの南海区水産研究所が担当いたしておりました海区の範囲と申しますと、これは和歌山県、それから徳島県、高知県、宮崎県、大分県の豊後水道より南の区域、愛媛県の豊後水道より南の区域、それから鹿児島県、これだけの範囲の沖合い沿岸漁業、そのほか遠洋のマグロ、カツオ等の研究をいままで南海区水産研究所はやってきておったわけでございます。その中のマグロ、カツオ等の遠洋漁業資源につきましては、新しくできまする遠洋水産研究所で担当いたしますが、沖合い沿岸漁業につきましては内海区水産研究所、この内海区と申しますのは、瀬戸内海関係の沿岸漁業の資源、あるいは養殖等の研究をしておったわけでございますが、この瀬戸内海と、それから初めに申し上げました南海区水産研究所が担当いたしております沿岸、沖合いの水区とは資源がきわめて密接な関係にございまして、わかりやすく申し上げますと、和歌山県あるいは高知県沖の漁業資源が産卵期等は瀬戸内海の中に入ってくる、したがいまして、資源の研究所は、むしろ、これを一括的にやるほうが研究上から申しましても便宜であるわけでございます。したがいまして、いままでの南海区水産研究所の遠洋資源部門は、これをはずすわけでございますけれども、沿岸、沖合いの資源のことにつきましては、やはりいままでの担当区域の一番中心点であります高知市に、この沿岸資源の研究部門はこれを置きます。したがいまして、いままでの南海区水産研究所の研究部門も、遠洋資源部門だけがなくなるわけで、また、海洋部というようなものも新たに南西海区水産研究所には設けられることになりまして、沿岸、沖合い等の資源研究関係の、いま申し上げました県の沖合い、沿岸資源の研究につきましては、いささかもこれが弱体化するというようなことがないように心がけておるわけでございます。