佐藤榮作の発言 (本会議)
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○国務大臣(佐藤榮作君) ただいま引用されました四十一年の参議院の社会労働委員会の決議、これは私、もう読む必要はないと思いますが、ここに手元に持ってまいりましたので、一応朗読さしていただきます。
一、政府は一酸化炭素中毒被災者援護措置について、差当り炭鉱労働者に限り、後一ケ年以内に、立法措置を講ずるよう努力すること。
二、政府は右の立法措置が成立する迄被災者に対する療養その他の援護措置は現在の状態と変らざるよう措置すること。
右決議する。
この決議の趣旨を尊重いたしまして、このたび、特別措置法を提案したのでございます。私は、労働災害、そのうちでも、ことに炭鉱災害の絶滅を期したい、かような念願のもとに、鉱山保安を一そう充実強化する、そういう方向で努力しております。不幸にして事故が発生いたしました場合の被災者に対しましては、この決議の御趣旨により、医療から社会復帰まで十全の処置をとるよう、十分注意するつもりでございます。在来の行政措置につきましても、これらの点で、なお御意見も伺い、さらに充実するようにいたしたいものだと思います。また、このたび提案いたしました法律案に対しまして、社会党からも特別な法案が提出されておりますので、これは超党派で、皆さんの御意見によりまして、りっぱな特別措置をつくる、これは私の考えでもありますので、どうか御協力のほどをお願いいたします。(拍手)
〔国務大臣早川崇君登壇、拍手〕