三木武夫の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(三木武夫君) 穀物協定が最後まで一番やかましかったのであります。日本は小麦の輸入国であります。穀物協定の中で食糧援助を義務づけられることは困る。日本はそういう食糧の援助は従来もやったし、今後もやるけれども、穀物協定の中に義務づけられるということは、筋道が通らないではないかということで、これは留保いたしたことは御承知のとおりであります。しかし日本は、食糧援助の四百五十万トンの五%は日本がやる。そのやり方については二国間その他の方法で協議をするというようなことで、詳細は、この点については宮澤君が帰ってきてから報告するという電報が来ておりますから、詳細に聞きます。
しかし日本とすれば、小麦の価格帯が、下限一ブッシェル一ドル七十三セント、それに四十セントですから二ドル十三セントですか、上限が。そういうことの価格は、いまの実勢価格に比べたら必ずしも高くないのです。そういうことで、いますぐ小麦輸入に対して食管会計などに非常に問題が起こるということではない。だから、そういう意味で、この穀物協定の価格帯の協定が、日本の小麦輸入に対しての価格を非常につり上げるという結果には、私は見てないのでございます。日本とすればこれは輸入をするのでありますから、一番輸入としては大きい部門の一つでありますから、非常に関心を持ったのですが、その結果が輸入価格の非常なつり上げにはならない、こう見ているわけでございます。