三井脩の発言 (社会労働委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○三井説明員 ただいまの点につきまして、五名程度の者に対する殺人の予告をしたということについては、私たち警察としては承知をいたしておりません。ただ、閃光汽船労働組合の港湾荷役の分会に対して、特にその脇田智男分会長に原田組のほうでいやがらせをしておったということは、組合員からの通報もあり承知をいたしておるわけ
 でございます。
 なお、警察側の警備措置等について問題があったのではないかということでございますが、この事件につきましては、まず八月の十日に全港湾労働組合の沿岸支部長から電話通報によりまして、この関光汽船分会と原田組との間にトラブルがあるという話を警察として承知したわけであります。さっそくその日のうちにこの沿岸支部の副支部長と分会長から直接事情を聴取いたしたわけであります。ただ、この際は、警察といたしましてはこの間の事情を十分把握しておりませんので、このお二人の方から十分事情を聞こうといたしましたが、そしてまた警備措置をとらなければならない必要性もありますので、この点を要請をし、組合側が原田組からいやがらせを受けておるその内容の具体的な点についてもお伺いをいたしましたけれども、それは必要があれば後日申し上げるということでありまして格別のお話を聞き出せなかったということであります。
 しかし、警察といたしましてはさっそく翌日会社につきまして実態を調査しまして、原田組の実態調査、また分会に対する具体的な脅迫事実について、これを把握するため内偵捜査を進めておったわけでございます。
 八月の二十二日になりまして、所轄の港警察署に対して正式に警備を要請するという書面が提出されたわけでございます。これから警察では、警備措置につきまして、原田組の行なっておる具体的な内容についてお伺いいたしました。そしてまたそれを調書にして、事前に原田組を事件として処理をするということが、事犯の続発を鎮圧するために一番適当な措置であると考えて、お聞きいたしましたが、調書にされるのは困るというような話でありまして、具体的な内容は聞き得るに至らなかったわけでございます。
 しかし、警察におきましては、組合員の住居地、また就労現場付近における重点警ら等を行ないまして、視察、警戒に当たったわけでございます。組合員の住居地につきましては関係数所につきまして重点警らを行なうということで、即日実施をいたしております。
 さらに警察署にお見えになった組合の代表者について、このような方法で当面対処をするということについても話し合いをいたしましたが、いまのところ、それでけっこうでございますというようなお話であったわけでございます。
 もう少し具体的に申し上げますと、組合員の所在地は港署外七警察署の管轄区域にわたっておるわけでございまして、それぞれの警察署におきまして、受け持ちの派出所員がパトカーによって警戒に当たる、あるいは組合員の居宅付近の重点警らを実施するということでありました。また当面、直接の所轄警察署でございます港警察署におきましては、連日署幹部の指揮のもとに、受け持ちの派出所勤務員十名、またパトカーは二台、警察官四名でございますが、これを編成いたしまして、組合員の居宅付近や就労現場付近の重点警らを実施しておったわけでございます。
 さらに九月十一日に入りまして、組合がストに突入した後におきましては、いままで申し上げました重点警ら、警戒とは別に、この作業員の寄り場に対する警備と、それから原田組事務所等に対する視察のために、警察官九名を常時配置をいたしまして、特別警戒を実施しておったわけでございます。

発言情報

speech_id: 105604410X00519671011_005

発言者: 三井脩

speaker_id: 6157

日付: 1967-10-11

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会