渡辺惣蔵の発言 (石炭対策特別委員会)
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○渡辺(惣)委員 次にお伺いいたしますが、この地帯は僻地でありますし、一般炭でありますから、非常に安値でたたかれておる。どうしても、この地帯の三つの山が空き抜くためには、流通経費を節約する以外に生きる道がないのです。そこで、あなた自身もいわゆる擬制キロ数の換算のしかたが短距離輸送の場合においてはやむを得ないのだ、こういう発言をしおるのだから、したがって、当該留萌鉄道が非常に強硬に運賃の値上げを——監督官庁がそういう姿勢ですから、当然私鉄のほうは利潤追求でがんばる。そのためにつぶさなくてもいいだろうと思いますが、危機に瀕しているわけです。五十万トンの石炭を出していながら、いま非常に危機に瀕しているわけです。そこで、この危機から脱出をするということになると、いやでもおうでも、この運賃の軽減をはからなければならない。そこで考え出されたのがトラック輸送をする。幸い産業道路が開発されて、留萌に参りますには、国道の舗装が完備しておりますので、恵比島を通って、そうして産業道路の峠道を突き抜けて、国道に出て留萌港まで出す、こうなると、一トンについて百五十円節約になるのです。一トンについて百五十円石炭の単価が助かる。そこで何としてもこれを、実行したい、こういうことで、貨車をどうしても擬制キロを直してくれないから、留萌港にトラックで直送をする計画を立ててやった。ところが今度は、私鉄と国鉄とが一緒になって話を合わせて、運送しても国鉄の留萌港における石炭の置き場を留萌港の国鉄の管理者が貸さないと言うわけですね。鉄道を使えば貸す。鉄道を使わないで、そうして海上輸送するために留萌港までトラックで輸送したものは、国鉄としては置き場を貸すわけにいかぬということで拒否されて紛争を続けておるのですが、御存じですか。