渡辺惣蔵の発言 (石炭対策特別委員会)

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○渡辺(惣)委員 考え方かどうも国鉄——運輸省ですから地方鉄道や国鉄の便宜を擁護するのは職務上やむを得ぬと思いますけれども、石炭鹿業は国策としてとられているんですからね。ですからやはり国の政策としての視点から、もっと、一般の貨物輸送と違って非常に重要な時点に達しておるものだから、国鉄、運輸当局ももう少し視点を変えたところから答えをしてもらいたいと思うのです。あなたは石炭という貨物輸送の、運輸運送上の特殊性から、積みかえなどをしないで直送することが便利であるというお話でしたが、私はそれだからこそトラックで直送するものはすべきだと言っているのですよ。ところがあなたの答えは私の言っていることを言っているんですね。実は国鉄当局があべこべのことを言っているんです。そうでなくて、もしトラックで輸送するのなら恵比島までトラック輸送にして、そしてホッパーをつくって、そしてそこから鉄道にかけかえたらどうか。それは二重手間になるのですよ。第一、恵比島の駅前などは、今度も視察をしておりますが、そんな貯炭場をつくるところなんかないです。敷地が全然ない。トラックでわざわざそこまで十八キロを積んできて、そこで国鉄に積むなら、初めからから積みのほうがまだましだということになる。ですからわれわれが言っているのは、一貫してやるためになんで、国鉄を全部使わないというわけじゃない。何しろま冬になると三メートルくらい雪が降るのですから——もちろん雪道でもブルドーザーで全部除雪はしておりますけれども、冬場になるとトラック輸送は相当困難になることは事実です。そういう地帯だから、全部トラック輸送に切りかえるなんということはできる芸当じゃないので、全部といっているんじゃないですよ。業務上必要なものはトラックを使いたいといっているのに、トラックを使うならば留萌の埠頭の土場を貸さない、これは一種の妨害行為じゃないかと思うのですね。これは現に明治とかあるいは雨竜とか大刀別炭鉱だけじゃない。いまではここは芦別の三井とか赤平の住友とか、大手の炭鉱も使っておりましたが、ここは初めから遠距離輸送ですから、トラックも輸送しておりましたが、トラックの荷積みの規制が強化されたので、それでたとえば六トン車で八トン積むということができなくなったので、これはむしろ安全運転で、長距離であるから貨車の輸送がいいということで切りかえた。しかしここは特殊な、非常に近距離輸送なんで、積んだりおろしたりするよりも、かなりスピードを出して運送をスムーズにするためにはトラック輸送のほうが便宜がある、こういう状態でありますのに、特に沼田の三山に関してのみ恵比島から留萌だけの短い国鉄の距離を使わないというだけで、国鉄のほうは土場を貸すことを拒否している。他の線も、芦別あるいは赤平住友あるいは羽幌炭鉱等の乗り入れば認めているんですよ。しかし、この一番至近距離にあって一計貨物輸送が便宜がいい地帯を特に指定して拒否するという態度に対しては了解かできないのですが、いかがですか。

発言情報

speech_id: 105604589X00419671011_025

発言者: 渡辺惣蔵

speaker_id: 22583

日付: 1967-10-11

院: 衆議院

会議名: 石炭対策特別委員会