三木武夫の発言 (外務委員会)
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○三木国務大臣 私は、今度の話し合いというものは相当長期にかかるでしょうから、いろいろ段取りを——次の国際会議まで持っていくのでしょうから、その段取りをきめるのには長期にかかるから、両方の大使館があって、そういう施設を利用できるということも両方が望むだろうと思うのです。そうでないと、自分の在外公館がないとなかなか連絡等に不便ですから、そういう点で、両方の大使館があるということは、もう非常に最小の前提になってくるのではないでしょうか。その上いろんな注文というものは、注文をつければつくでしょうが、しかし、最小の条件は、やはり大使館が両方にあることが便利であることはだれが見ても明らかだと思います。したがって、ジョンソンの提案がぺてんだと私は思っていない。アメリカ合衆国の大統領が世間をぺてんにかけるようなことは、それは私は信じたくはない、そういうことはあり得ないことである。ただ、この話し合いをできるだけ自分が便利な——ちょっと一ぺん会うというのではないですから、今度の場合は話し合いをこれから相当長期にわたって始めていこうというのですから、できるだけ便利なところをということを希望するということは、一応無理からぬ点がある。しかし、世界にあれほどベトナムに平和が来るという希望を与えたジョンソン声明、ハノイのこれに対する反応、これをいつまでも場所のことにこだわってこの話ができないということは、世界に失望を与えます。両国がいろんな自分の立場からすれば便、不便というものもありましょうが、この話し合いは、早く話し合いの場所をきめられることをわれわれは強く希望するものでございます。