三木武夫の発言 (外務委員会)
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○三木国務大臣 世界に対して大統領があれだけの提案を行なって、これはベトナムの戦争の早期収拾を望んでおる世界の人々に対して、何か収拾できるんじゃないかという希望を与えたのですから、それを単なるゼスチュアということは、私は断じて許されることではない。やはり世界のリーダーというものがそういうことをやることは考えられないことであります。したがって、戦争を話し合いによって収拾しようというアメリカの真意は私は疑いたくはないのであります。いろいろアメリカの国内事情などを見ましても、やはり大統領がこれだけ決意する、それは決意するいろいろな内外における諸条件もあったと思います。そういうことで、われわれとすれば、これが長引くということになるならば、われわれとしてもいろいろ申し上げたいと思っております。必要があれば忠告もするわけでありますが、いまはアメリカの言うことも、両方に大使館があってなるべく中立的なところでできないか、中立諸国、この戦争に対する中立的な立場をとった国でできないか、こう言っておる。そのことも、アメリカの立場としてはわからぬことではないわけです。したがって、いまの段階では両方の話し合いが行なわれておるわけでありますから、これを早く話し合いの場所をきめられることを希望しておるのですが、このことであまり時間をとるということになって、必要ならば、われわれとしてもいろいろ日本の立場からこれに対して発言をする場合があり得ると考えております。