水田三喜男の発言 (予算委員会)
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○水田国務大臣 いま言いましたように、国際収支の赤字原因というものはアメリカにたくさんございます。やはり一番大きいのは、金額的に見ましたら、海外投融資のバランスの問題だと思います。その次にやはりベトナムの十五億ドル、国際収支コストが十五億ドルだといいますれば、これもその次ぐらいの原因になるのだろうと思います。四十億ドルの赤字原因の要素はたくさんございますが、しかし、それよりも、アメリカのいまの国際収支対策を私どもが見ますと、ジョンソン大統領の決心は非常に強くて、海外に支出したそういうものの削減をするとか、いろいろな一連のことをやっておりますが、そうじゃなくて、貿易をふやすにしろ何するにしろ、国内の経済の主体強化ということがやはり基礎でなければならぬということを考えますと、ベトナム戦争によって出ている国内の財政赤字というものをきちっとすることが、根本的にはドルの信用をつなぐ一番の原因であるというふうに考えて、私どもは、アメリカが輸入課徴金を課してこの赤字を減らすことに骨を折るとかいうようなことじゃなくて、やはり国内の財政経済体制をきちっとすることのほうが大事だということを考えておったわけでございますが、ようやくそこへ一歩踏み出してきたというのがいまの段階だろうと思います。