田中武夫の発言 (決算委員会)

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○田中(武)委員 だから、設置法の範囲内において行政府の長官としてやられる、したがって、設置法のどこから出てきた権限に基づいてFXの機種を決定せられたのか、これをお伺いしておるんですよ。私が言っておるのは、その法律の範囲内において、そうしてそれには予算の範囲ということがあるということです。私は、本年度の防衛庁費の予算の概要をここに持ってきておりますが、この四十三年度の重点事項の中に一、二、三、四とあがっておりますが、その三が、航空自衛隊において新たに救難及び輸送機等の云々ということで、航空自衛隊のことについてもあがっておるわけです。そこにFXについてのことが全然書いてないわけです。ないのです。予算の範囲内というが、本年度の予算にそんなことは一つも出ていないんですよ。説明書にもどこにも出てないんですよ。防衛庁プロパーにおいて決定せられるのには当然予算の範囲内でなければならない。しかしながら、本年度の予算にはそのことは何らうたってないわけだ。したがって、予算の範囲内でないので、設置法の六十二条に戻って当然国防会議にかけるべきである。現に前に104ですか、きめたときには、国防会議にはかっておるじゃありませんか。昭和三十四年六月十五日の次期戦闘機の機種内定を白紙還元ということで、一たんきまったものを白紙に還元して、今度は三十四年十一月六日の次期戦闘機の機種決定ということがちゃんと国防会議の経過の中に入っておるじゃありませんか。104のときにはきめた。しかも調査にあたっても、これはオープンでやったと思うのです。今度はFXに関しては調査の結果も十分に発表せられていない。そして防衛庁の長官としての行政行為できめたと言われるには、私はそれなりの理由がなくてはならぬ。いま申し上げているように、この前のときには、第二次防のときですか、次期戦闘機の決定は、国防会議にかけておるのです。今度はなぜかけない。設置法からいって、あなたは設置法の範囲内とおっしゃる。設置法の範囲内からいうならば、私の言っておるのが正しいと思うのですがね。まず予算の範囲内においては当然きめられる。しかしながら四十三年度の予算には、そのことは説明にも数字にも全然上がっていない。したがって予算の範囲内ではない。したがって設置法第五条の権限のうちに入らない。そうならばどこへ行くかというと、六十二条の国防会議にはかって、こういうところへ来るのじゃないですか。

発言情報

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発言者: 田中武夫

speaker_id: 3915

日付: 1968-11-20

院: 衆議院

会議名: 決算委員会