戸叶里子の発言 (外務委員会)

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○戸叶委員 次に、B52の問題を一、二点伺いたいと思いますけれども、B52というのは、四十年の七月二十八日に沖繩に待避していて、そして南ベトナムの戦争に直接参加した。これが初めてでございました。その当時、アメリカの国務省のスポークスマンが、私が知る限り、沖繩基地の爆撃機をこのように使用する場合には、日本政府の事前通告は要らないけれども、事前に通告するのが適当と思うと発表をいたしました。それから椎名外務大臣も、ベトナムヘの直接発進は避けてほしいという申し入れをいたしております。ところが、当時そういうふうに言っておられたのに、四十三年の二月五日ごろから嘉手納にずうっと移動をしてきたわけです。にもかかわらず、通告するのが適当であると思うと言われながら、一体その後日本に通告があったのですか。ベトナムに行きますという通告があったのかなかったのか、それもうやむやにされている。そして、こういうものは県民感情に困るから直接の発進は避けてほしいという椎名外務大臣のそういう要請も、うやむやにされたまま今日まで常駐している。こういうふうに無視されてくるから、そしてひとりでに一つの例を積み上げていってしまうから、いろいろな支障というか、いろいろななめられた外交というものが今日まで行なわれてきたと思うのです。そういうことを一つ一つ区切りをつけていかないところに問題があるわけで、アメリカはそういうふうに通告するのが適当と思うと言いながら、しないでずうっとなしくずしにやっていくという、こういうあり方というものは、私は非常に無礼だと思うのですけれども、この点についてはどういうふうにお考えになりますか。いまいるからしかたないといえばそれまでですけれども、今後のこともありますから、そういう点をはっきりさせておいていただきたい、こういうふうに思います。
 そしてそれに関連いたしまして、B52の爆音とかその姿というものは、私はこの間沖繩で飛び立つところを見まして、よく沖繩県民が心臓病にならないなと思うほど、私は心臓がどきどきいたしました。そしてまた非常に心配になりました。そういうふうな点から見まして、そしてまた一日に二回ずつ、午後一時と三時に飛び立っていくわけですけれども、これを常駐ではないと言っておられますが、私はこれはことばのあやだけであって、常駐というふうに見ていいんじゃないか。こういうことをまずはっきりさせていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 106003968X00119681217_027

発言者: 戸叶里子

speaker_id: 28324

日付: 1968-12-17

院: 衆議院

会議名: 外務委員会