多賀谷真稔の発言 (予算委員会)
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○多賀谷委員 ASPACを軍事機構にはしないということは、これはどの国も一致した意見である、こうおっしゃっていますけれども、第三回のASPACの会議でも、フィリピンの代表は、やはり軍事機構にすべきである、こう主張しておる。あるいは韓国も最近御存じのように、ベトナム参戦国は共同して集団安全保障条約をつくるべきであるということも主張しておると新聞は伝えておる。ですからあなたは、ASPACは軍事化しないのだという関係国の一致した意見だというけれども、それは三木さんが行かれて一応そういうことにはなっているけれども、いっそういう主張があるかもしれない。これは非常に私はその危険性をはらんでおると思う。しかも、ニクソンがあれだけ各地において大統領選挙でいわば公約をしておるわけであります。一体ニクソンがそういうようなことを要請してきた場合にはどうするのか、あるいはASPACの会議において関係国からそういう声が出た場合にはどうするのか、これをお聞かせ願いたい。私が国民とともに非常に心配をしておるのは、これはニクソンと佐藤総理がよく似通った性質であるというところに心配をしておるわけです。某大新聞の社説に、ニクソン、佐藤総理が似通った体質であることも今後の交渉に有利であろう、これは佐藤派の某側近幹部が語ったところです。これは新聞でお読みになっているところでしょう。問題は、私たちはその同じ性格に不安を持つのです。国民も不安を持っておるのだろうと思う。ですから、その点について明快な御答弁を願いたい。