佐藤榮作の発言 (外務委員会)

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○佐藤内閣総理大臣 愛知君が向こうへ出かけます前には、もちろん事前によく話し合いをするつもりでございます。これが具体的な交渉の詳細にわたらないまでも、とにかく私ども早期返還を実現したいこと、それがあまりむずかしいような条件にならないこと、これが望ましいことは申し上げるまでもないのでございますから、そういう意味の御趣旨についての話し合いはもちろんして、しかる上で、愛知君にも立っていただく、かように思います。もちろん、その場合に、相手方のあることでございますから、愛知君が出かけるのは、相当幅の広い状況のもとにおいて相手方と折衝して、話が煮詰まるようなら煮詰めてくる、こういう方向で、その基本的な方針はもちろん授けてまいるつもりです。
 それから、いまの屋良君の問題ですが、私は、いまの状態なら、屋良君は自由に出かけられ得る状態だと思います。しかし、ただいま私ども沖繩の県民の方とそう変わった方向で話し合いをするつもりはございません。したがいまして、もちろん、日本政府自身としては、屋良君の考え方もよく聞いた上で出かけるつもりでございます。また、屋良君自身が、いまの状態で、アメリカから琉球主席という扱い方を受けておるその立場において出かけるというなら、われわれは、日本政府の考え方、これからの交渉ごとがあまり狂わないように、そこらも話し合いがしかるべきじゃないか、かように思っております。

発言情報

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発言者: 佐藤榮作

speaker_id: 21117

日付: 1969-04-11

院: 衆議院

会議名: 外務委員会