佐藤榮作の発言 (外務委員会)

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○佐藤内閣総理大臣 過去におきまして、綿製品、またその次に毛製品、この二回とも、実は私も交渉の折衝の衝に当たったものであります。今回の合繊の問題につきまして、ただいまのように国会の決議もある。国会の決議を無視するような政府ではもちろんございません。それは当然尊重しなければならない。まあ、もともとこの種の問題は、それぞれの業界がそれぞれの政府に対して、十分守ってくれということ、これを言うのは、アメリカばかりじゃない、日本にもそういうことはございますから、その辺のところは、あまり窮屈に考えなくて、自然に話し合えばわかるんじゃないか、私はかように思います。これは過去の例から申しましても、実はジョンソン大統領と二度目に会いました際に、毛製品の話をジョンソン大統領自身から出されました。しかし、私は、お互いに国内問題はずいぶんいろんな問題があるんだ、きょうはそれよりも本来の問題について話し合おうじゃないか、国内問題まで話したらとても解決ができないからと、こういうことで、毛製品の問題に深入りをしなかった例もございます。本来業界にまかされるべき筋のもの、同時にまた、自由貿易という基本的な路線を守るべき筋のものだ、私もかように思いますので、その辺は、大体いままでも外務当局もお答えをしたと思いますが、私も、外務当局の交渉、また業界の折衝等にこれはまかすべきものだ、かように思います。

発言情報

speech_id: 106103968X01219690411_023

発言者: 佐藤榮作

speaker_id: 21117

日付: 1969-04-11

院: 衆議院

会議名: 外務委員会