戸叶里子の発言 (外務委員会)

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○戸叶委員 これ以上申しませんけれども、ただ、弾力的運用というのは、私どもが言い出したことばじゃないのです。佐藤総理みずからが弾力的運用によって云々ということをおっしゃったわけで、それがどういうものかわかりませんがというような御答弁は、ちょっとおかしいんじゃないかと私は思います。むしろ政府のほうからそういうことばが出てきたので、私は非常にその点が気にかかることでございますが、まあこれはこれ以上外務大臣に申し上げようとはいたしません。総理みずからがそういうことばを使われたので、私どもも、弾力的運営とはどういうのだろう、どういうのだろうということを今日まで考えて議論をし、質問をしてきたのですが、いま大体のことがばく然とつかめたような気がいたします。間違っているかどうかわかりませんが、つかめたような気がいたします。この点は、あとでまた外務大臣にお聞きしたいと思います。
 もう一点の問題としてお伺いしたいことは、事前協議でなくて、四条の随時協議の問題でございますが、こういう問題は事前協議の対象にならないならばせめて随時協議をすべきじゃないか。たとえばプエブロ事件のときもそうだったし、B52機のときもそうだったと思います。この間のEC121偵察機の問題のときもそうでございます。そういうようなときに、それではせめて四条の随時協議くらいするのかという質問に対して、いや随時協議をするまでもなく、適宜に必要に応じてアメリカと話し合いをしております、こういうふうなお話でございますが、四条の随時協議ではっきりいたしておりましたのは、あの機関をわざわざつくったわけですね。安全保障協議委員会というものをつくって、そしてこの条約の運営の状態、あるいは日本や極東の平和と安全を脅かすような場合には、この安全保障協議委員会で話をするんだ、しかも、それには外務大臣と防衛庁長官と在日米大使と在日米軍司令官、こういうふうな方たちによってするのだということがはっきりきめられているわけですね。ところが、どうもこの随時協議が開かれたような様子もないわけでございまして、そうすると、こういうものば一体どうなっているのかということを非常に疑問に思うわけでございますが、深くお聞きする時間がなくて、この機会にお伺いしておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 106103968X01719690507_024

発言者: 戸叶里子

speaker_id: 28324

日付: 1969-05-07

院: 衆議院

会議名: 外務委員会