岩倉規夫の発言 (災害対策特別委員会)

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○岩倉説明員 私、去る八月十二日、弘津前副長官の後任を拝命いたしました岩倉でございます。お見知りおきいただきまして、どうぞよろしくお願いいたします。
 本日は、床次総務長官閣議中のため、かわりまして御説明申し上げます。
 まず、昭和四十四年台風第九号による被害状況等につきまして御説明いたします。
 台風第九号は、去る八月二十二日に薩摩半島西岸の鹿児島県吹上浜に上陸し、九州南部を通り、四国南岸をかすめ、紀伊半島、中部地方、関東地方北部、東北地方東部、北海道を通過し、八月二十四日にはオホーツク海へ抜けましたが、この間に、茨城県でたつまきによる災害、また青森県では、青森市を中心としまして集中豪雨による災害が発生いたしました。
 この台風による被害状況は、まず一般被害として、死者、行くえ不明七名、家屋全半壊、流失四百六十二棟、床上浸水五千八百六十棟、床下浸水九千五十一棟、罹災世帯数六千五百十三世帯、罹災者数二万六千百九十一名となっております。
 また、施設等被害につきましては、県の報告によりますと、公共土木施設等約五十三億円、農地等約十七億円、農作物等約九十六億円、中小企業関係約十二億円、その他約十八億円、総計約百九十六億円となっております。
 このような状況にかんがみ、政府といたしましては八月二十四日に青森県の五市町村に災害救助法を適用するとともに、同日、関係省庁連絡会議を開催いたしまして、応急対策に万全を期した次第でございます。
 次に、昭和四十四年七月二十七日から八月十二日までの豪雨及び同年台風第七号による被害状況と、政府のとりました措置につきまして御説明申し上げます。
 本災害につきましては前回の本委員会で御報告したのでございますが、その後集計いたしました被害状況につきまして簡単に御報告いたします。
 まず、一般被害につきましては、死者、行くえ不明六十五名、家屋全半壊、流失五百棟、床上浸水一万五千六百一棟、床下浸水二万七千八百六十七棟、罹災世帯数一万六千八百五十七世帯、罹災者数八万六千七百二十五人となっております。
 次に、施設等被害につきましては、県の報告によりますと、公共土木施設等約五百六十九億円、農地等約百八十二億円、農作物等約五十五億円、中小企業関係約百十七億円、その地約二百十億円、総計一千百三十三億円となっております。
 これらの被害状況にかんがみまして、政府といたしましては前委員会で御報告いたしましたとおり、災害救助法の発動等の応急対策を講ずるとともに、九月五日の閣議によりまして、本災害を激甚災害として指定いたすことといたしております。激甚災害に対する措置の内容は、激甚法第五条(農地等の災害復旧事業等に係る補助の特例)でございます。第十条(土地改良区等の行なう湛水排除事業に対する補助)でございます。第十二条(中小企業信用保険法による災害関係保証の特例)でございます。第十三条(中小企業近代化資金等助成法による貸付金等の償還期間の特例)でございます。第十五条(中小企業者に対する資金の融通に関する特例)、第二十一条(水防資材費の補助の特例)及び第二十四条第二項から第四項まで(農地等小災害に係る地方債の元利補給)の措置でございます。
 以上、御説明を終わります。

発言情報

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発言者: 岩倉規夫

speaker_id: 9995

日付: 1969-09-02

院: 衆議院

会議名: 災害対策特別委員会