加藤威二の発言 (社会労働委員会)

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○加藤(威)政府委員 四十二年度の標準報酬について、確かに、先生の御質問について、ただいま御指摘のような答弁をした記憶があるわけでございます。私どもといたしましては、当初、四十二年度の平均標準報酬を三万一千六百十五円、こういうぐあいに見込んでおりまして、対前年比二千七百六十五円の増、こういうぐあいに見ておったわけでございます。それに対しまして、先生のほうから、低過ぎるじゃないか。具体的に幾ら低いという御指摘はなかったと思いますけれども、とにかく低過ぎる、もっと上がるはずだということで、私どもといたしましては、それは必ずしもそうじゃないんじゃないかという議論になったと思います。結果は、確かに先生御指摘のように、四十二年度の実績といたしましては三万二千百十一円ということで、見込みの標準報酬よりも約四百九十円ばかり高い数字が出た。そういう限りにおいては、数字は別といたしまして、確かに、あの当時のもっと高く出るだろうという先生の御意見のほうが、結果論といたしましては正しかったということで、その点は申しわけなかったと思います。
 ただ、その数字につきましては、私のほうでは別に操作をして出した数字ではなくて、その節も御説明申し上げましたように、過去の二年の実績に基づいて数字を推計する、こういうことでございます。過去二年といいますと四十年、四十一年を参考にするわけでございますが、四十年あたりは、御承知のように必ずしも景気はよくなかった。四十一年も、後半からは景気が立ち直りましたけれども、前半は必ずしも景気がよくなかった。そういう年を基礎にいたしまして推計いたしました結果、四十二年度からは相当景気が上昇期に向かったということで、そういう不況の時代の数字を基礎にいたしまして計算いたしましたので、結果的には違った数字が出てまいった、こういうことでございます。
 四十四年度につきましては、山田先生にいろいろお答え申し上げましたので、あらためて繰り返しませんけれども、四十三、四十二を基礎にいたしました。この年は景気が相当よかったわけでございますから、普通の景気ならばあまり変わらないと思いますけれども、四十四年は異常な好況になったということで、またある程度の相違が出てくるかもしらぬということは認めざるを得ないと思います。

発言情報

speech_id: 106104410X03419690703_025

発言者: 加藤威二

speaker_id: 29584

日付: 1969-07-03

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会