川崎秀二の発言 (予算委員会)

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○川崎(秀)委員 前段のたてまえはよかったけれども、後段にはいろんな問題があります。
 保利官房長官は十時五十分には退席されるわけですから、きょうは総理大臣代理として総理大臣に伝えてもらいたい。
 この間うちからの沖繩基地のあり方について、総括質問を聞いておると、首相の答弁は、ときどきは、核の持ち込みもやむを得ない、こういう雰囲気ですね。ところが、新聞に論評されると、あくる日は、まだ時期が早いと見たか、全く白紙だ。そうかと思うと、核を持たず、つくらずは憲法上の問題で、持ち込みは政策上の問題である。さらに、次第に、憲法解釈の問題については、国民の生命及び財産に危険のある場合は沖繩に核基地を置くこともやむを得ないとするかのごとき憲法解釈を法制局長官にとらしておる。そこでアメリカの代理大使たるオズボーン氏は、国会の論議を見ておって、何のことやらわからぬ、こういう批評を下しておることであります。これは一般国民の印象でもあります。
 そこで、私は保利官房長官にこの問もお尋ねをいたしましたし、あなたのはっきりした平和姿勢というものを見てとっておりますから、あらためてお尋ねをしたいのは、日本は終戦以来再軍備をしない。平和路線を厳守して憲法の範囲内で自衛手段の採用を限度として今日に至った。その方針は不脅威、不侵略あるいは不攻撃である。これは吉田内閣以来のわが国の方針である、こういうふうに言われたと思うのです。私は、沖繩が一日も早く帰りたい、そしてわれわれは一日も早く迎えてやりたいという願望は強い。けれども、やはり日本本土のものとしては、沖繩をなるべく平和な姿として、基地はあっても、それは通常基地であって、原爆、水爆をかかえて日本全体を不安におとしいれるような形で返してやってはいかぬという考え方が、今日は大体の国民のコンセンサスのあらわれだろうと思うのです。こういうことに対して保利官房長官はどう思われますか。

発言情報

speech_id: 106105261X00919690212_026

発言者: 川崎秀二

speaker_id: 13746

日付: 1969-02-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会