海原治の発言 (予算委員会第二分科会)
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○海原(治)政府委員 ただいま先生のおっしゃいました外野は米軍、内野は日本だ、こういうことは一つのたとえでございまして、当時、西村長官の時代であったと思いますけれども、西村長官がたしか内閣委員会においてそういうお話をされたことがある。これは御存じのように、まだ自衛隊そのものがいわゆる整備段階でございまして、具体的には、一次防で骨組みをつくる、二次防でその基盤をつくる、こういう過程でございます。そういう過程におきましては、陸海空ともにそれぞれ一つの力を持っておりますけれども、それで何ができるかということになると、まだそういう外的な侵略に対しての具体的な力になり得ない。しかしそれはやがて整備されていくだろう。その過程においては、日米安保体制という大きな国家の方針によってアメリカの軍事力によってそれをカバーしていく、こういう意味と、一つには、外国の攻撃に対して相手方をたたくという打撃力、これは自衛隊は持っていないから、それは米軍に期待する、こういう二つの意味を込めて当時御説明があったと思います。私もその西村長官のおことばを随時あちらこちらで借用して申し上げているわけでございます。
今日の自衛隊の力につきましては、防衛庁のほうからお答えになるべきものと思いますが、私の考え方といたしましては、まだまだ三自衛隊ともに整備の段階でございまして、具体的にどのような事態に対してどのようなことをということを客観的に評価する段階まで至っていない、こういう感じでおりますことを申し上げたいと思います。