戸叶里子の発言 (外務委員会)
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○戸叶委員 昨年日米共同声明が発表されましてから、ずっと外務委員会は開かれませんでした。そこで、日米共同声明につきまして、予算委員会等でも質疑がかわされたようでございますが、そしていろいろ政府が答弁をされておりますが、私どうしてもまだ納得がいかないといいますか、わからない点が二、三ございますので、その点を外務大臣にもう少し詳しく話していただきたい、これを要望する次第でございます。
第一点は、一九七二年に日本に沖繩が返ってくるけれども、そのときにベトナム戦争が続いていれば、「そのときの情勢に照らして十分協議することに意見の一致をみた。」こういうふうに書いてあるわけでございまして、当時ジョンソン米国務次官の背景説明要旨というものを見ますと、この協議というのは、返還に先立って行なうのだ、返還に先立って行なわれる協議のことであって、安保条約にいうところの協議でない点に留意しておきたいと思う、ということが言われているわけでございます。この点については、外務大臣の説明を読んでみましても、これは安保条約にいう事前協議ではないのだ、こういうことを言われているわけでございますので、そこで率直にお尋ねして、この返還に先立って行なわれる協議というのは、日米間でどういうことを念頭に置いて、こういうことばをお入れになったかということを疑問に思うわけでございまして、どういうことを考えてこのことばを挿入されたかをまず伺いたいと思います。