小林進の発言 (社会労働委員会)

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○小林(進)委員 スズメの涙ほどの予算が組んでございますわね。四億円でございますか、出かせぎ対策は。われわれに言わせれば、スズメの涙にもならぬような金で、この膨大な出かせぎの実態などというものをつかめるとは私は考えておりません。われわれの調査によりますると、出かせぎの大体の職場は、これは先ほども局長が、建設業だとか、あるいは食品だとか、最近は製造業のほうにもだんだん増加の傾向にあるとおっしゃったが、それらの職種の中でも、その職場を求めると、大体臨時工という名前、あるいは日雇いという名義で働いていて、しかもその規模はといえば、百人未満の企業が大半です。だから、実際に実情を調査してみれば、安全・衛生管理なんというものは、非常に劣悪な場所で大方の者が働いているということが一つ。
 いま一つは、その出かせぎに行く経路が、職安を通じて行けば、いまあなたがおっしゃったように、その数字を掌握することができるだろうし、あるいはまた、失業保険をもらえば、失業保険を通じて数字をつかむこともできるが、職安を通じない縁故出かせぎ、あるいは自分が自由に職を求めて職業につくというような者は、一体どうしてこれをおつかみになりますか。つかむ方法ありますか。職安を通じないで縁故で行った、あるいは個人でみずから独立して職業を求めたというようなものをつかむことができますか。

発言情報

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発言者: 小林進

speaker_id: 8598

日付: 1970-03-31

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会