山本政弘の発言 (社会労働委員会)

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○山本(政)委員 それは大臣が土建という職業の性格を御存じないからですよ。たとえば大工さんが一つの仕事に行く。そのときに一人で行く場合もあるでしょう。これはあなたのおっしゃる一人親方かもわからない。だけれども、その人たちが急場の仕事とかあるいは仕事の性質上、下職を使っていく。しかしそれは、あしたは仕事がなくなるかもわからぬわけですよ。だから、一人親方だけでなしに、そういうあなたのおっしゃるように職人を何人か連れていくというような場合にも、適用なすったわけでしょう。制度があったけれども、制度はあっても適用がないということから、擬制適用というものが生まれてきたのだと私は思うのですよ。日雇健康保険法というものはあるけれども、しかし現実にはそれは適用されない人たちがおるということから、そもそも擬制適用というものは生まれたわけでしょう。それを今度は、報復措置ということばが使われているけれども、ぼくはそういうことばを使いたくないけれども、まさしくそれと同じですよ。言いましょうか。あなた方は予算の上に九十四億というお金を計上しているじゃありませんか。そしてお金がないとこう言っているけれども、閣議で決定したものが、食管の積み上げに二百三十八億というものをちゃんと出しているじゃありませんか。政管健保は赤字ですよ。そのことに対するあなた方の見通しはありますか。そして先ほどあなたは弱い者いじめをしたくないと言うけれども、まさしくいまあなた方のやっていることは弱い者いじめじゃありませんか。非常に力の強い者に対しては二百三十八億の金を出す。しかし力の弱い者に対しては、一文も出さぬどころか、あなた方はそれを切って捨てようとなさっているじゃありませんか。それがはたして社会保障というものをつかさどる厚生省の態度かどうか。

発言情報

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発言者: 山本政弘

speaker_id: 10465

日付: 1970-06-10

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会