志場喜徳郎の発言 (大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会)
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○志場説明員 今後のわが国経済との関連におきました場合に、毎年のいわゆるフローとしましての国民総生産、しかもこれをマクロで見ました場合に目ざましいばかりの成長を遂げておるということでございますが、ミクロ、しかも各個人、あらゆる経済活動なり国力の基礎になります各個人ということにおろしまして、しかもそのストックという状態も考え合わせました経済力というものを考えてみますと、まだまだまことに貧弱な状態であるということもいなめないと思うのでありまして、今後は、全体の経済成長は基本でありますけれども、それをささえる各個人の家計なり経済力を豊かにするということをますます推し進めなければならないという点は全く同感でございますし、かたがた物価問題ということを考えますと、やはり長期的な貯蓄ということを基本にする必要もございましょうし、また証券市場ないし発行市場という面から見まして、冒頭の御説明の中で申し上げましたように、株式資本その他の自己資本を充実するということが今後の国際競争下における、国際交流下における企業の体質強化の基礎であるということを考えますと、やはりそれに大きな影響を持ちますところの個人段階での課税及び企業段階での課税につきまして、さような今後のあるべき、またもたらすべきビジョンというものを想定いたしまして、十分深く検討されることが必要であるし、望ましい、かように私どもといたしましては考えております。