福田赳夫の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(福田赳夫君) 厚生大臣からもお話がありましたが、GNPに対する比率、そういう問題だけからとらえますと非常に誤解を招きやすいと思うのです。わが国はGNPが非常な勢いで伸びていくわけです。おそらく十年を待たずしてアメリカに次いで一人当たりにおきましてもGNP第二というような地位になると思うのですが、いま西欧諸国では、GNPに対する社会保障費の比率が比較的高いわけです。ところが、アメリカになりますると、これは低い、これは何かというと、GNPが非常に大きいからなんです。わが国はアメリカ的な体質というか、そういうふうな道をたどっておるわけでありまして、GNPが低い西欧先進国と同じような社会保障費の割合だということになりますと、これはもう非常な勢いでこれを伸ばさなければならぬということになる。そうすると、その財源を一体どうするのだと、こういうことになります。急激に国民に負担を求める、これもいかがかと思うわけです。そこでまあ、漸進的というと非常に消極的な響きを持ちますが、まず、財源の問題も配慮しながらいかなければならぬ問題である、そういうようなことで、新経済社会発展計画では平均の伸びを一九・六と、こういうところに置こうと、これはもうかなり高い伸び率になるわけでありますが、そのワク内におきまして個々の問題をどういうふうに処理するか、こういうことかと思うのでありますが、これは、一九・六%、平均の伸び率だといったら、たいへんな高さでございますが、そういう意気込みでこの問題に取り組んでいくという考え方をいたしておるわけであります。

発言情報

speech_id: 106315261X01419700403_008

発言者: 福田赳夫

speaker_id: 20078

日付: 1970-04-03

院: 参議院

会議名: 予算委員会